【引両(ひきりょう)紋】

引両は引竜・引領・引輛とも書く。
引く=引き連れる、率いる、退却するの意。
両=兩の俗字。ふたつ、二つの数、ならぶものの意。
駆け引き=戦場で潮どきをみて進退する意。引く=長く伸ばす、張り渡す。「あらはなるべき所には軟障[ぜじゃう=ぜじょう](まん幕)を引き」源氏物語(藤紫葉)。
引両紋は始め戦場における「あらはなるべき所」である野戦本部のまわりに帳りめぐらした陣幕に染めだされ、のちに紋章に転化したプロセスをたどった紋章(伊藤幸作著「紋章」)


丸に二つ引き 七つ割り二つ引き 丸に三つ引き 新田一つ引き 足利二つ引き 三浦三つ引き

丸に立て三つ引


「七つ割二つ引き」の作図法



「丸に二つ引き」の作図法



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